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4月30日13時から倉敷アイビースクエアで行われた,「おかやま教育シンポジウム」
に参加した。「世界を変える岡山から育つグローバル・リーダー」をテーマに,慶應義塾大学総合政策学部准教授 中室牧子氏の「教育にエビデンスを」と題した基調講演,パネルディスカッション等が行われた。その中で気になった話題,活かしたいと思った話題をまとめてみた。
・ 教育を語るとき,「私の経験では・・・」と言うことが多い。確かに,自分の経験から
教育を語る傾向はあるが,もっと,エビデンスを意識して,学校の方向を決めるべ
きである。
・ 少人数学級は効果があることは間違いない。しかし,データでは,低年齢には効
果が大きいが,年齢が上がると効果が薄くなる。またコスパが高いのは習熟度
別授業や放課後授業など。少人数教育はコスパが高い方ではない。限られた予
算の中で,効果的に投資するには,(1)幼児教育,(2)教員の質の向上,の2点
だと考える。
(1)幼児教育
・ 幼児教育が効果的なのは,相乗効果が期待できるから。だが,学力と行った認
知が可能な能力の向上は限定的である。例えば,幼児期に手を尽くすと,小学
校入学時にはIQが高くなるが,8〜9歳ごろには,差がなくなる。
・ 意欲,粘り強さなどの非認知能力の中で,特に重要なのは「自制心」(例えば
Myルールを定めて守る),「やり抜く力」である。また,勤勉性,協調性,リーダー
シップなどは,将来の収入に影響がある。
(2)教員の質の向上
・ 良い先生であることをどうやって計るかは,「教えた子どもの学力の伸び」で計る
ことができる。良い先生とは,昨日より今日,今日より明日と伸ばす先生である。
・ 「グローバル化が加速する中で,日本人としてのアイデンティティや日本の文化
に対する深い理解を前提として,豊かな語学力・コミュニケーション能力,主体性
,積極性,異文化理解の精神等を身に付けて様々な分野で活躍できるグロー
バル人材の育成が重要である。」(第2期教育振興基本計画 平成25年6月
14日)
・ 水島のメーカー企業でも,社員の半分は日本語を母語としない。むしろ,(日本
人だけしかいない)学校の方が特別と考えた方が良い。
・ 32年度から始まる新しい大学入試において,英語では4技能(聞く,読む,話す,
書く)を求められる。先のことではない。先取りした実施も始まっている。
・ 英語力向上のためには,英語を使って他教科を学ぶなど,コミュニケーションツ
ールとして英語を用いること,自分の考えを英語で表現することが重要である。
・ 語学はもちろんだが,正解のない問題に対してどのように取組むことができるか
が大切。「社会にどう役立ちたいのか」といった学びの志を持って欲しい。そのた
めに何をするのかを考える。
・ 学校が(教員が)全てに対応できるわけではない。地域など学校外で役割分担
をしてもらうよう考えて欲しい。
・ グローバル・リーダーを育成するためには,プロジェクトベースのラーニングがよ
い。プロジェクトの中で,必要性を感じさせて取り組ませる。行動が好循環を呼ぶ
。
・ これからの「良い先生」とは,「良いコーディネーター」である。生徒の学びをコー
ディネートして欲しい。 玉島高校でも,授業は勿論,SSHをはじめ、様々な取組に
よりグローバル人材育成に取り組んでいる。これらのことを活かし、さらに取り組
みを進めていきたい。
玉島高校でも,授業は勿論,SSHをはじめ、様々な取組によりグローバル人材育成に取り組んでいる。これらのことを活かし、さらに取り組みを進めていきたい。
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