玉島高校、活動中!
溜川の清掃活動に参加しました

 11月3日(日)、「第31回溜川清掃大作戦」に参加しました。当日は模擬試験や秋季新人大会など試合と重なり、本校からはわずか2名の参加になってしまいました。玉島地区の皆さん、申し訳ありません。次回は、もっと大勢で参加したいと思います。


 参加した生徒の報告書の一部(1年Iさん)

 今回の溜川清掃ボランティアには、小さな子どもから年配の方まで幅広い年齢層の方々が参加していました。あまりの多さに少し驚きました。また、いくつかの企業が活動に参加するだけでなく、溜川がきれいな状態を保っていけるように資金面でも協力していることを今回初めて知りました。
 溜川は新田開発でできた川で、湿性草地が多くあります。そのため、ダルマガエルなどの多くの生物が生息しています。ダルマガエルは絶滅危惧種に指定されており、過去30回に及ぶ清掃活動の中では、カエルをまもるために、有効バクテリアの放流、ビオトープの整理補助、鳥を防ぐための薬の散布など様々な工夫がなされてきました。こうした取組のおかげで、最近では4、5匹のダルマガエルが公園内で見られるようになったそうです。今回のボランティア活動でも、カエルが冬眠できるような場所を残したり、植物を植えるなどの工夫がなされていました。そのほか、公園内ではアイリス、アヤメなどの花や、カワセミ、アオサギ、ミサゴ、オオヨシキリ、コガモ、ヒルガモナドの野鳥も見られることがあるそうです。
 今後溜川公園がもっともっときれいになり、多くの生物が棲めるようになるためには、清掃活動は必要です。マザー=テレサ(*)の言葉のように、小さいことを積み重ねて玉島がきれいになるようにみんなが協力することが、地域の方々とのふれあいや、心の成長につながるような気がします。これからも積極的にボランティア活動に参加したいと思います。
(*)「私たちは大きなことはできません。ただ小さいことを大きな愛で行うだけです。ほほえみとふれあいを忘れてしまった人は、たとえ多くのお金を持っていても、心は貧しいのです」