令和元年度岡山県立玉島高等学校芸術鑑賞会が、5月23日(木)に玉島文化センターにて行われました。
今年度は演劇鑑賞です。
劇団マグネットワールド(株式会社『影向舎』企画)による、「地雷探知犬『NEENA』」を観劇しました。
地雷の恐怖から逃れられず、犠牲者の絶えないカンボジアの現実を主軸にしながら、家族愛、友人愛など、さまざまな思いが交差していく内容でした。
考えさせられる重いテーマでありながらも劇中笑いあり、
感動ありの展開でした。
〈生徒の感想より〉
・地雷の怖さが伝わってきました。実際にカンボジアの地雷が多く埋まっている地域のことを見ているように感じました。内容はすごく怖かったですが、ところどころに笑いが取り入れられていて終始見入ってしまいました。劇を通して人間と動物の生命の尊さを感じました。(3年男子)
・私は今まで地雷について考えてきませんでしたが、今回鑑賞して、世界では地雷でこんなに苦しんでいる人がいると知って心が痛くなりました。自分の子どもが亡くなっても、貧しいためにすぐに食事の準備などをしなければならないという現実を知りました。私は今生活ができていることに日々感謝し、戦争のない世界になることを願っています。(3年女子)
・私たちの知らない世界で地雷というものが作られ、埋められ、多くの被害が出ていることを知って悲しくなりました。自分の住む地球で起こっていることだから、目をそらしてはいけないと思いました。(1年女子)
劇団マグネットワールドの皆様、感動をありがとうございました。
また、会場を提供していただいた玉島文化センターの方々、ありがとうございました。
最後に、ご来場いただきました保護者の皆様、暑い中会場にお越しくださいましてありがとうございました。