11月12日に行われた令和7年度岡山県高等学校PTA指導者研修会に参加しました。
研修会では、他校のPTA役員や先生方とのPTA活動に関する情報交換のほか、PTA向けの研修もありました。
中でも印象に残ったのが、岡山県警察本部生活安全課少年部の方をお招きしての講話での
「闇バイト」にまつわる青少年の実態についてでした。
闇バイトには特殊詐欺のいわゆる「受け子」「出し子」なども含まれるのですが、
去年特殊詐欺で検挙された少年の数は425人で、全体で見ても5人に1人は少年だそうです。
SNS等を介した甘い言葉(高収入、ホワイト案件など)に誘われ、
個人情報を握られてしまい、抜けられなくなった少年が逮捕されるまで犯行に加担してしまう、
というケースが後を立たないということです。
「自分のこどもは大丈夫」とみなさん思っているかもしれませんが、
闇バイトにより犯罪に加担してしまうことを防ぐために、まずは
・お金に関することは必ず家族に相談するように日頃から話しておく
・スマホやネットの使用状況の把握に努めたり、家庭のルールを設定したりして
話し合いをしておく
このあたりを改めて徹底しましょう。
玉島高校の生徒が犯罪の被害者にも加害者にもならないように、
各家庭での取り組みを今後も進めていきましょう。
(PTA会長 大月)


