瀬戸内マリンアクティビティー

10月15日に「瀬戸内マリンアクティビティー」を実施しました。この行事はSSH事業の1つで、1・2年生の希望者を対象に実施する玉島高校オリジナルの行事です。目的は、岡山県に生息する絶滅危惧種(カブトガニ・アッケシソウ)について学び、環境保全意識の高揚を図ること。また、瀬戸内海の潮間帯生物の調査・分析を通じて、地域の海の環境について学ぶことです。当初は8月の実施予定でしたが、コロナ禍のため10月の実施となりました。

三郎島海岸周辺(寄島)での、潮間帯生物相の調査

干潮の時刻を過ぎて、岩場が海水面の下に沈んでしまわないか心配でしたが、たくさんの生き物を観察することができました。

カブトガニ博物館での、バックヤード見学

博物館の前で集合写真

カブトガニ博物館では、飼育施設の見学と説明を、学芸員の方にしていただきました。生物を保護・飼育することの大変さや、詳しいカブトガニの生態について学ぶことができました。さらに、カブトガニが天然記念物に指定されているのではなく、笠岡湾干拓地がカブトガニの生息地として天然記念物に指定されていることなど、裏話もきけて大変充実した研修になりました。

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