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玉島高校Q&A(R4更新版)

2000年1月1日 土曜日

Q1.進路目的別クラス編成があると聞きましたが、どのようなものですか?

A.普通科では基礎基本を重視して進学を目指す「αクラス」と、応用力を身に付けて難関国公立大学進学を目指す「βクラス」があります。

2・3年生で進路目的別クラス編成を実施しています。進路目的に応じたクラス編成を行い、受験内容に適した授業によって一人ひとりの学力を伸ばし、志望する進路を実現するためです。

どちらのクラスからも国公立大学への進学は可能ですが、αクラスでは、基礎基本の確実な習得を大切にしたきめの細かい授業で、学習意欲の向上と学力の伸長を図ります。βクラスでは、発展的な内容を取り入れた授業を実施し、個別学力試験が重視される難関国公立大学を目指します。

α・βクラスの選択は、前年に希望調査を行い、進路希望や文理選択と合わせて担任面談を繰り返します。さらに校内実力考査などの成績も参考にして適切なクラスを決定します。

※進路目的別クラスとともに、英語や数学では習熟度別授業も実施しています。普通科と理数科を組み合わせての習熟度別授業や、2クラスを2段階や3段階に分けるなど、その学年の状況に合わせた習熟度別授業を行っています。

 

Q2.理数科の特色について教えてください。

A.「テクノサイエンス」や「サイエンスキャンプ」などの独自の体験的な学習や研究活動に力を入れています。また、岡山県全域が学区です。

<理数科独自の学校設定科目>

「テクノサイエンスⅠ」「テクノサイエンスⅡ」「テクノサイエンスⅢ」

少人数による実習形態の講座が特徴です。1年生では、実験技能の基本を身につけ、2年生からは、各自で研究テーマを決めて課題研究に取り組み、その成果をポスターにまとめてプレゼンテーションを行うなど、大学での研究活動と同様の活動を行います。

<理数科独自の学校行事>

「サイエンスキャンプ」「科学プレゼンテーション研修」など

*ぜひ、理数科のページをご覧ください。

 

Q3.スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは何ですか?

A.文部科学省が、科学技術系人材育成のため、理科や数学教育に重点的に取り組む高等学校を指定しています。他の普通科高校に比べて、大学や社会で必要とされる課題発見力・課題解決力・コミュニケーション力の伸長が期待できます。

<SSHの特徴>

・独自の学校設定科目により、効果的な研究活動に取り組め、発表経験の機会が多くあります。

<玉島高校は、普通科では「TACT」、理数科では「テクノサイエンス」を開講しています。>

・大学との連携により、他の普通科高校にはない研究活動が体験できます。

・専門の講師を招いての講演や指導を行っています。

・高価な実験器具やドローンなどの最新機器が利用できます。

・海外研修やサイエンスキャンプなどが体験できます。

*詳細はSSHのページをご覧ください。

 

Q4.進路状況について教えてください。

A.ほぼ全員が4年制大学、短期大学、各種専門学校などに進学しています。

国公立大学・私立大学、県内外問わず進学をしています。進路指導につきましては、担任・学年団の枠を越えて、全教員で対応しています。

詳しくは学校ホームページの進路状況または学校案内をご覧ください。

 

Q5.土曜活用とは何ですか?

A.月に2回程度、希望者を対象に講座を開いています。

1・2年生は国語・数学・英語を中心に、3年生は受験対策として5教科+小論文講座等を開講しています。「基礎講座」「発展講座」「過去問にチャレンジ」など同じ教科でも難易度や教材が異なり自分に合った内容が選択できます。9割以上の生徒が受講しています。

 

Q6.部活動が盛んと聞いていますが、勉強との両立はできますか?

A.生徒一人一人が「文武両道」を目標に頑張り、勉強との両立を果たしています。

全国大会や中国大会に出場する部活動も多くありますが、平日の活動は午後6時(顧問が付き添えば30分延長)下校完了とし、学習活動との両立が出来るようにしています。勉強だけの3年間ではなく、部活も勉強も頑張る充実した高校生活を送って欲しいと思います。

 

Q7.「白華祭」とは何ですか?

A.文化の部と体育の部からなる玉島高校最大のイベントです。

文化の部では、展示発表・ステージ発表・模擬店・保護者のバザーなどで来校者を魅了しています。体育の部は、3学年を縦割にした6ブロックに分かれてリレーや綱引きなどで競います。3年生のブロックリーダーのもと、全力投球で臨む行事です。

 

Q8.グローバル人材の育成に力を入れているそうですが、具体的に教えてください。

A.海外研修や海外修学旅行、異文化理解のための様々な講座やワークショップを実施しています。カナダ・サレークリスチャンスクールと姉妹校提携を結んでいます。

国際感覚を醸成する機会として、多文化共生ワークショップ、イングリッシュセミナー、異文化理解講座等を実施しています。また、実際に異文化を体験してもらうために、カナダ姉妹校訪問・語学研修、SSHベトナム海外研修、ハワイ修学旅行を実施しています。校外のプログラムに参加して海外短期留学をする人も含めると、年間約80名の生徒が海外を体験しています。

海外からの留学生の受入も行っています。近年ではイタリア、スイス、マレーシア、台湾などの高校生を受け入れています。

 

Q9.特別入学者選抜(特別入試)について教えてください。

A.理数科で実施しています。募集定員は理数科募集定員の50%で、岡山県全域が学区です。

学力検査、調査書、面接・口頭試問の結果を資料として、目的意識や適性を重視し、総合的に判断します。さらに、数学検定準2級、英語検定準2級、科学研究やコンテストでの実績を重視します。特別入試の学力検査は、岡山県統一問題の国語・数学・英語(聞き取り検査を含む)で、教科書の内容から出題されます。理数科の特色を踏まえて、口頭試問は実験を含むものになります。

 

Q10.一般入学者選抜の 「くくり募集」 とはどのようなものですか?

A.普通科・理数科で一括して生徒を募集する方法のことをいいます。

玉島高校では、出願時、科の第2志望を記入することができます。選択の際は、普通科・理数科いずれかの科が募集人員に達するまで、第1志望の志願者から選抜します。次に、募集人員に達していない科の選抜を、募集人員に達した科で第2志望を記入している志願者を含めて行います。第2志望を記入しておくと、第1志望の科が定員に達したときでも、第2志望で合格する可能性があるのがくくり募集です。第2志望を書くことをおすすめします。

 

Q11.高校入学後に、科を変更することはできますか?

A.入学後に変更することはできません。それぞれの特色を理解して選んでください。

 

Q12.部活動について、どのような活動をしているのか教えてください。

A.ホームページの各ページをご覧ください。ご不明な点は、学校(各部顧問)にお問い合わせください。

 

Q13.(NEW)理数科の男女比はどのくらいですか?

A.理数科は、例年男女比は男子3:女子1となっています。

 

Q14.(NEW)5%枠について。同一の中学校から10人いけるのか、学区外の全ての中学校からあわせて10人しかいけないのか、教えてください。

A.学区外は、定員の5%以内です。中学校ごとの定員の設定はありません。理数科は全県学区となっており、5%枠はありません。