7月23日、24日の1泊2日で、玉島サイエンスフィールドワークを実施しました。
この行事は、理数科1年生全員を対象に、倉敷・玉島地域の企業活動、環境保全、自然環境などを一体的に学ぶ取組です。
第1日目
(株)ヒラキン リサイクルステージ玉島と
中国電力(株)玉島発電所を、2グループに分かれて見学しました。
倉敷市環境監視センターで、大気中の煤塵を採集する装置や、様々な分析機器を見せていただきました。
午後からは、みずしま財団の塩飽先生に、過去の公害による反省に基づいた
企業と地域が連携して環境を守る取組についての講演を聴きました。
通生海岸で、潮間帯生物の調査を行いました。この調査では、指標生物の種類と個体数から水質を判定します。
この結果、工業地帯のすぐそばの海岸でも水質は良く、生物量も豊富だとわかりました。
この後、倉敷市自然の家に移動し、田賀先生に講演をしていただきました。
ウナギやアユの捕まえ方を、昔の人が考えた漁具を実際に見せてもらいながら、教えていただきました。
夕食後、天体観測をしました。日没が遅く、暗くなるのを少し待ちましたが、
とても性能の良い望遠鏡を持ちこんでもらって、普通の望遠鏡では
はっきり見えないような二重星などを見ることができました。
第2日目
午前中は、倉敷市美しい森で、植物や昆虫などの観察を行いました。
いろいろな植物を写真に撮り、午後からフィールドマップを作成します。植物だけでなくチョウトンボなど珍しい昆虫も見ることができました。
鷲羽山での集合写真です。
フィールドマップ作成の後、1日目に見学した企業を紹介するためのプレゼン作りを行いました。その後、グループごとにプレゼン発表を行いました。
最後に、それぞれの企業見学をしたグループの代表が、みんなの前でプレゼン発表を行いました。