8/4(日)に愛媛県総合科学博物館にて,第10回中高生のためのかはく科学研究プレゼンテーション大会が開催されました。本校からは「廃棄物由来の有機肥料の作製と成分分析」をテーマに研究に取り組んだ理数科3年生2名がポスター発表に参加しました。県外の生徒や先生方に対して自信を持って発表や質疑応答を行っておりました。様々な方々から今後の研究に繋がるご指摘やアドバイスを数多くいただき,学び多き発表会となりました。
理数科1年生を対象に、岡山理科大学フロンティア理工学研究所より畠山唯達教授をお招きして、「プログラミング基礎」と題して、ご講演をしていただきました。
講演は、身近なところで活用されているプログラムの紹介から始まり、その後インターネット上に公開されているScratchというプログラミング言語を使い、猫のキャラクター(スプライト)を動かしていくプログラミング体験を行いました。
Scratchは、日本語で書かれたブロックを繋げていくだけで簡単にプログラムが作成でき、休み時間にも友達どうしで自分が作成したプログラムを紹介したり、教えあったり楽しく活動することができました。
生徒の感想(抜粋)
世の中の大半のものにはこうしたプログラミングが使われているということ。
同じ指示のように見えても組み合わせが異なると違う動きをするということが理解できた。
なかなかうまくいかなかったが、上手くできたときの嬉しさをすごく感じました。普段何気なく使っているものにはプログラミングが多く施されていてたくさんの苦労があるのだと知りました。
最初は難しくて試行錯誤しながらやっていたのですが少し慣れてきて、「こうすれば動くのではないか?」と頭の中で考えてプログラミングをすることができるようになりました。
生徒たちも楽しくプログラミングを学べたようです。畠山先生、お忙しい中ありがとうございました。
4月16日(火)
理数科2年生を対象に、玉島サイエンス探究Ⅱのオリエンテーションを行いました。
この授業は、2時間連続で行う授業で1年間を通してグループで課題研究を行います。
課題研究は、理数科の中心となる実習で多くの先生方が指導に加わってくださいます。
物理は、3グループに5人の先生で指導してくださいます。
化学は、4グループに4名の先生がつきます。
生物は、3グループに5名の先生がつきます。
数学・情報は1グループに2名の先生がつきます。
それぞれの分野の先生方の紹介の後、実験ノートを配布し、記入の仕方について説明がありました。
その後、それぞれの分野で実習室に分かれ、研究テーマについて検討しました。
1年間を通して研究していくテーマなので、先行研究や実験方法を調べ、自分たちで面白いと思うテーマを見つけていきます。
今年は11グループで研究していきます。それぞれのグループが充実した1年となるよう期待しています。
4月12日(金)
理数科1年生を対象に、玉島サイエンス探究Ⅰのオリエンテーションを行いました。
この授業は、2時間連続で行う授業で、2学期後半までは探究ゼミを実施します。
この探究ゼミは、クラスを5グループ(8名)に分けて、それぞれ別々に少人数で実習を行います。
1つのゼミは4週連続で行い、1年間で物理、生物、化学、工学、数学の5つを体験します。
以下、それぞれのゼミの説明です。
物理探究ゼミでは、オシロスコープという機器を使って音についての探究を行います。
生物探究ゼミでは、クリーンベンチ内で無菌的に細菌や菌を培養する実習を行います。
化学探究ゼミでは、分光光度計という機器を用いて水溶液中のビタミンC量の測定を行います。
工学探究ゼミでは、プロペラを作成し発電量を競う実習を行います。
その他、数学探究ゼミは今年から内容をリニューアルして実施します。
実験器具の説明などもあり、熱心に説明を聞いていました。
2学期後半は、データ処理を学ぶ統計活用の実習、プログラミングを学ぶ情報活用の実習を行います。
3学期は、2年生からスタートする課題研究の準備を行います。
このゼミを通して、科学の楽しさを実感してもらいたいです。
1/21(日)に「集まれ!科学への挑戦者」研究発表会が岡山理科大学で行われました。
理数科2年生5グループ計9名が参加し、これまで取り組んできた課題研究についてポスターを使って発表しました。
<参加したグループと発表タイトル>
・最短経路班「普段の生活から災害まで幅広く使える最短経路」
・航空力学班「エネルギー変換が分かる教材の開発」
・インスリン班「ウシの膵臓からのインスリンの抽出と精製、同定」
・乳酸菌班「植物性乳酸菌の比較」
・肥料班「廃棄物由来の有機肥料の作製と成分分析」
校外での課題研究ポスター発表会は初めてでしたが、どの生徒も自信を持って大学の先生方などに対して発表を行っていました。
5グループのうち航空力学班が奨励賞を受賞しました。
今回の発表会に挑戦した理数科のみなさん、お疲れさまでした。
今回大学の先生方からいただいたアドバイスや改善点等を以降の課題研究や発表会に活かしてほしいですし、ぜひ3年生で「発展課題研究」に取り組んでほしいとも思います。
最後に、「集まれ!科学への挑戦者」実行委員会の皆様には、ご多忙の中、本校生徒のために発表機会を設けていただき、誠にありがとうございました。
1月16日(火)
普通科TP探究、理数科TS探究の発表会がありました。
午前中には白華ホールで2年理数科が1年理数科に向けて、課題研究の発表をしたり、年間の活動報告をしたりしました。
先月行われた課題研究最終発表で選ばれた2年理数科の代表グループが1年生に向けて課題研究の成果をスライドを用いて発表しました。
1年生は来年度自分たちが取り組む課題研究を見据えながら発表を聞いていました。
普通科は、体育館で文系、第2体育館では理系がポスターを使ってTP探究の発表会を行いました。
複数の場所で同時にポスター発表を行うポスターセッション形式で行いました。
午後からは理数科も第2体育館に加わり、発表しました。
他校から来校された先生や、大学の先生方、多くの保護者の方々もご参加いただき、引き締まった雰囲気の中で発表をすることができました。
発表が終わると質疑応答の時間です。
先生方だけでなく、生徒も積極的に質問する姿が見られ、白熱した議論をしているグループもありました。
1年間を通して、探究活動の楽しさや難しさ、興味を引くようなポスターを作る技術、ポスターを使って上手に発表するスキル等を学ぶことができたと思います。
今回の発表で選ばれたグループは、本校で1月27日(土)で開催される「探究活動プレゼンテーションアワード」で発表することになります。
さらにグレードアップした発表を期待します。